タイル!?いいえ、2色再現工法です( `ー´)ノ

ご覧いただきありがとうございます。

本日は塗装工事の工法の一つである、
「サイディング2色再現工法」を紹介致します。

意匠サイディングの場合は塗装を行うと、
「単色仕上げ」になってしまうのが一般的です。
単色仕上げの場合はサイディングの意匠性はどうしても
失われてしまいます。(もちろん、単色仕上も綺麗になりますよ(^^))
デザイン性にこだわり等無い様であれば単色仕上げでも十分かもしれませんね。

またデザイン性を維持するのに、「クリヤー保護仕上げ」も
ありますが、クリヤー保護仕上げの場合は、既存があまり
劣化していないことが最条件となります。

大体の目安ですが、築10年を超えてくるとクリヤー保護仕上げは
厳しくなるような事が多いです。

そこでどうしても意匠性仕上げをしたい場合は、
「2色再現工法」というやり方があります☆

ちょうど昨日に私(佐久間)が「2色再現工法」の施工に伺ったお客様の現場例を載せます。

2色再現工法とは、、、、、、⇩⇩⇩⇩
b329da60792e1cf9e40bdf850a1cf156
↑単色仕上げ
d577084b82074e4c6c21cb6329f64301
↑2色再現工法
e6001f2a1d9e8e1b4c712e8302c3dbc0
←細かな個所は全て筆や刷毛です☆

 この作業がとても楽しく熱中してしまいます(´▽`)
上の右側の写真が2色再現工法になります(^^)
お洒落でしょ?♪♪

ただしこの「2色再現工法」には一つ欠点があります。


それは。。。。。。。。。。






工事価格が高くなること。。。。。。(;´∀`)マジカア・・・

と言うのも、いかんせん手間が半端なく掛かります。

「アクセントとして玄関前だけ♪」などもよく行いますが、
通常の単色仕上げなら15分で塗れるところが、
2色再現工法だと2時間ほど掛かります(;´∀`)

なぜなら、細かな部分やシーリング取合い、
サッシ廻り、外壁の付属物周辺は全て
筆で慎重に塗り分ける必要があるからです。
というか、「塗るぞ!」というより、「描く!」の方が正しいかも。

ここを雑にするとせっかくの2色再現工法も
見るに堪えない残念な仕上りになります。
(意外とこれを雑にやる塗装屋さんも多いんですよ|д゚))

実際、街を歩いているとこれで「2色再現工法」をやったつもりか?みたいな
塗装工事現場って結構あります。

以前に施工させて頂いたお客様は外壁全面にこの2色再現工法
を施工させて頂きました(^^)

いわゆる「スピード重視!刷毛なんて使いません!」的な
塗装業者を弊社では「イケイケ塗装屋さん」と呼びます。
「イケイケ塗装屋さん」的な言葉でいう「気の遠くなる作業」が永遠に続きます(笑)

幸い弊社は「イケイケ塗装屋さん」ではありませんので、
こういった細かな作業に没頭する職人しかおりません。
(てか、細かな仕上げ作業が逆に大好きです(笑))

私もこういった作業をすると時間を忘れるほど熱中するタイプです(笑)

なにより仕上がった時は本当に最高の気分ですね(*^^*)♡

たまにはこういった塗装工法の紹介もいいかな?と思い
ご紹介させて頂きました(´▽`)